2015年 3月14日 センボンヤリ |
センボンヤリ Leibnitzia anandria〈千本槍/別名ムラサキタンポポ〉 (キク科 センボンヤリ属) 花期は3〜4月。 秋の閉鎖花を大名行列の千本槍に見立ててこの名がある。 別名は、春の花の舌状花の裏が紫色を帯びることによる。 山地や丘陵の日当たりのよい草地などに生える多年草。 葉は根もとに集まってロゼット状になり、春の葉は卵形でふちには欠刻があり、 裏には白いクモ毛が密生する。 春の花は直径約1.5cm、高さ5-15cmの花茎の先に1個つく。 頭花は周りに裏面が帯紫色の舌状花が1列に並び、中心部に筒状花がある。 夏から秋に高さ30-60cmの花茎を伸ばし、先端に閉鎖花を1個つける。 閉鎖花は筒状花だけが集まったもので、総苞に包まれたまま実る。 【@を拡大しました】
その少し前の長登来訪時に、『長登のミミナグサ』の観察会を開催していただくことになりました。 もう二度とない機会ですので、日程が決まり次第お知らせいたしますから、どうぞご参加ください。 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 |