セキショウ Acorus gramineus 〈石菖〉(ショウブ科 ショウブ属)
花期は3〜5月。
平地から山地にかけての溝や小川のふちなどに群生する多年草。
葉は濃緑色、長さ30-50cm、幅2-8mmで、中肋は目立たず、平滑である。
花径は高さ10-30cm。
苞は長さ7-15cm、幅2-5mm。
花期は3〜5月。
花序は狭卵状長楕円形で細棒状、花時には長さ5-10cmで、
斜上またはやや直立する。
花被片は広倒卵形、淡黄緑色で、3個ずつが2輪に並ぶ。
花糸は扁平で、長く伸びて1.3-1.5mm、明らかに露出し、
幅は葯の近くで0.2-0.3mm。
液果は成熟するとやや乾燥して刮ハ状となり、倒卵形で、緑色、
長さ2.5-3mm、4〜6個の種子がある。
− 改訂新版「日本の野生植物 1」 −
【A − @の右の花序 − 花序は狭卵状長楕円形で細棒状、長さ5-10cm】
18.3.11 撮影
「斜上またはやや直立する」
【Aを拡大しました − まだ咲き始めたばかり】
18.3.11 撮影
【B − @の左の花序 − 苞は花序とほぼ同じ高さです】
18.3.11 撮影
【Bを拡大しました − 花被片は広倒卵形、淡黄緑色で、3個ずつが2輪に並ぶ】
18.3.11 撮影
【C3月15日追記:Aの花序の4日後(色の違いは撮影が夕方近くのためです)】
18.3.15 撮影
【Cを拡大しました − 花糸は扁平で、長く伸びて1.3-1.5mm、明らかに露出し、】
18.3.15 撮影
「花糸の幅は、葯の近くで0.2-0.3mm」
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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