セイヨウタンポポTaraxacum officinale〈西洋蒲公英〉(キク科 タンポポ属) 花期は1〜12月。 ヨーロッパ原産の多年草。 明治時代に渡来し、現在、都市周辺では最も普通のタンポポになっている。 葉の裂け方は変化が多く一定していない。
頭花は黄色で直径3.5-5cm。
総苞は長さ1.5-2cm、総苞外片がつぼみの時から反り返っているのが特徴。 舌状花は200個内外。
痩果は長さ3-3.5mm、アカミタンポポより大きめ、わら色、冠毛は白色。
【@を拡大しました】
17.1.17 撮影
【A頭花は、十数年前まで真冬は元気がなかったのに、今は真冬でも元気いっぱいに咲いています】
17.1.17 撮影
【B − Aの総苞を − 雑種タンポポかと大分悩みましたが、セイヨウタンポポに入れました】
17.1.17 撮影
【C写真展で2L版で展示するセイヨウタンポポを】
17.1.17 撮影
「ヨーロッパ原産であるが、今では世界の温帯〜暖帯のいたるところに分布する世界種である。
単為生殖のため受精する必要がなく、1株だけで種子ができるので分布速度が速い。
また病害虫にも強いので、かくも広がったのであろう」 (日本の野生植物 V)
写真展準備の進捗状況:
22日に宮田さんが台紙に写真を貼る作業を終えられ、
今日は徳光さんと、改訂版の順に花の名と科名が間違っていないか読み合わせをしました。
ちょうど良いタイミングで、追加の30枚のプリントが仕上がってきて、
全部の写真832枚を台紙に貼って名札のシールを貼る作業が終わりました。
あとは、名札に間違いが見つかった10枚ほどのシールを貼り替え、
台紙に鉛筆で書いた番号を消したら、展示の準備完了。
まだ写真展開始の4週間前です。すご−い!
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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