セイヨウカラシナ Brassica juncea〈西洋芥子菜/別名カラシナ〉
(アブラナ科 アブラナ属) 花期は12〜5月。
耕作地や荒れ地、路傍に生じる1年草。ユーラシア原産。
明治以前から栽培されたが、
戦後広まったものはそれとは別にヨーロッパや北アメリカから入ったものと推測される。
茎は直立し、上部で分枝して高さ30-100cm、無毛で緑白色。
葉は、下部のものでは長さ30cmに達し、狭卵形〜倒披針形、
頭大羽状に浅裂〜全裂し、歯牙縁。
上方の茎葉は次第に小型になり、柄は短く、さらには無柄になり(茎を抱かない)、
縁は葉基部に少数の裂片があるものから、低い歯牙があるもの、さらに全縁になる。
花は黄色で直径約1cm。
萼は花時には斜上し、萼片は4個、緑色〜黄色。
花弁は4個、狭卵形で、長さ10-12mm。雄しべは6個。
【@を拡大しました − ほかの場所(山裾の道ばた)でも咲いていました】
16.1.3 撮影
【Aセイヨウアブラナとは違い、葉の基部は茎を抱かない】
16.1.3 撮影
【B】
16.1.3 撮影
【Bを拡大しました − 花弁は4個、狭卵形で、長さ10-12mm】
16.1.3 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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