2017年 10月27日  セイタカアワダチソウ



【@今年はこんな大群落をあちこちで見ます − 御鉢山の麓で】
17.10.20 撮影

          セイタカアワダチソウSolidago altissima〈背高泡立草/別名セイタカアキノキリンソウ〉
                            (キク科 アキノキリンソウ属) 花期は9〜11月。
        北アメリカ原産の帰化植物で、土手や荒れ地に大きな群落をつくる多年草。
        地下茎を伸ばしてよくふえる。
        茎は直立して高さ1-2m、ほとんど分枝せず、葉を密につける。
        葉は被針形で鋭尖頭。
        淡柄でほぼ全縁または低い鋸歯があり、
        長さ6-13cm、幅1-2cmで3脈が目立つ。
        茎や葉には短毛が多くざらつく。
        開出する枝の上面に小さな頭花を密生し、
        全体で大きなピラミッド状の円錐花序をつくる。
        総苞は長さ3.2-5mm、舌状花は10〜18個、筒状花は3〜5個、
        舌状花は雌性で、舌状花冠は長さ4mm。
        戦前に鑑賞用に栽培され、すでに1937年には逸出していたが、
        戦後に京阪神や九州北部に広がって大群落をつくるようになった。
        現在では北海道から琉球まで広く分布する。
        − 改訂新版「日本の野生植物 5」 −


【@を拡大しました − 地下茎を伸ばしてよくふえる
17.10.20 撮影
                                 
【A茎は直立して高さ1-2m、ほとんど分枝せず、葉を密につける
17.10.27 撮影

【Aを拡大しました − 葉は被針形で鋭尖頭。淡柄でほぼ全縁または低い鋸歯があり3脈が目立つ
17.10.27 撮影

【B開出する枝の上面に小さな頭花を密生し、全体で大きなピラミッド状の円錐花序をつくる
17.10.27 撮影

【Bを拡大しました − 開出する枝の上面に小さな頭花を密生
17.10.27 撮影

【Bを拡大しました − 舌状花は10〜18個、筒状花は3〜5個
17.10.27 撮影

【C舌状花は10〜18個、筒状花は3〜5個
15.10.15 撮影

 セイタカアワダチソウはアキノキリンソウ属。別名はセイタカアキノキリンソウ。
 アキノキリンソウは別名がアワダチソウ。
 どちらも日当たりが好きで、元気がもらえる黄色い頭花。
 ルンルン気分で撮っては、画像処理に悩まされましたが、今年はこれでおしまい。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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