セイタカアワダチソウSolidago altissima〈背高泡立草/別名セイタカアキノキリンソウ〉
(キク科 アキノキリンソウ属) 花期は9〜11月。
道端、空き地、河川敷などに生える高さ50-250cmの多年草。
北アメリカ原産。
茎や葉には短毛があってざらざらする。
葉は長さ6-13cmの被針形で、両端はとがり、ほぼ無柄、低い鋸歯があるか全縁。
茎の先に長さ10-50cmの大型の円錐花序を出し、直径約6mmの頭花を多数つける。
頭花は短い花柄で枝の上面に密生する。
筒状花は黄色で3〜5個。
舌状花は雌性で、舌状部は細くて小さく、長さ4mmほど。
総苞は長さ3-3.5mm、総苞片は線形で3列に並ぶ。
【A】
15.10.15 撮影
【Aを拡大しました − 茎の先に長さ10-50cmの大型の円錐花序を出し】
15.10.15 撮影
【B頭花は短い花柄で枝の上面に密生する】
15.10.15 撮影
【C】
15.10.15 撮影
【Cを拡大しました − 総苞は長さ3-3.5mm、総苞片は線形で3列に並ぶ】
15.10.15 撮影
【D】
15.10.15 撮影
【Dを拡大しました − 舌状花は雌性で、舌状部は細くて小さく、長さ4mmほど】
15.10.15 撮影
「筒状花は黄色で3〜5個」
「セイタカアワダチソウはアレロパシーを有しており、
根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出す。
この物質はセイタカアワダチソウ自身の成長も抑制する。
一時は気管支喘息や花粉症の元凶だと考えられていたが、
セイタカアワダチソウは虫媒花で風媒花ではないので、
花粉の生成量は少ない上に比較的重く、
形状も風で飛ぶのには不適で、無関係と考えられている」
* * * * * おまけ* * * * *
【Eオオアワダチソウは、今】
15.10.15 撮影
【Eを拡大しました − 花期は7〜9月。今年の開花確認は6月25日でした】
15.10.15 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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