セイバンモロコシ Sorghum halepense〈西蕃蜀黍〉
(イネ科 モロコシ属) 花期は 8〜10月。
地中海地方原産の高さ0.8-1.8mの多年草。
戦後、全国に急速に広がり、地中に長い根茎を伸ばすので、
やっかいな雑草として嫌われている。
葉は長さ20-60cm、幅1-2cmの線形。
花序は長さ20-50cmの円錐状。
花序の枝は輪生し、上半部に有柄の小穂と無柄の小穂が対になってつく。
小穂は長さ4-7mm。
有柄の小穂は雄性で芒はない。
無柄の小穂は両性で芒がある。
苞穎はかたく、黄褐色で光沢があり、伏毛が密生する。
【Aいつも風に揺れていて、なかなか撮れなかったのです】
16.8.21 撮影
【Bこれも、これ以上の拡大に耐えられない画像です】
16.8.21 撮影
【C花序の枝は輪生し】
16.9.7 撮影
【D上半部に有柄の小穂と無柄の小穂が対になってつく】
16.9.7 撮影
【Dを拡大しました − 無柄の小穂は両性で芒がある】
16.9.7 撮影
【E】
16.9.7 撮影
【Eを拡大しました −有柄の小穂は雄性で芒はない 】
16.9.7 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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