サヤヌカグサ Leersia sayanuka〈鞘糠草〉 (イネ科 サヤヌカグサ属) 花期は8〜10月。 イネに似ているが実ができず、 もみがらだけになっているものが多いからといわれる。 水辺に生える高さ40-70cmの多年草。
茎は細く、節には下向きの毛がある。 葉は長さ7-10cm、幅0.6-1cmの広線形でざらつく。
花序は5-10cmのの円錐状で、下部が葉鞘に包まれ、 閉鎖花をつけるものが多い。
花序の枝は細くて曲がりくねり、まばらに小穂をつける。
小穂は長さ4.5-6mmで、ふちに短い剛毛があり、イネのもみに似ている。
花期:8〜10月 分布:北(西南部)、本、四、九
−増補改訂新版「野に咲く花」 −
【@を拡大しました − 写っているササガヤの葉より細くて長く、やわらかく、全体弱々しい感じ】
19.7.28 撮影
【A茎は細く、節には下向きの毛がある】
19.7.28 撮影
【Aを拡大しました − 節には下向きの毛がある】
19.7.28 撮影
【B花序は5-10cmのの円錐状】
19.7.28 撮影
【C花序の枝は細くて曲がりくねり、まばらに小穂をつける】
19.7.28 撮影
【Cを拡大しました − 小穂は長さ4.5-6mmで、ふちに短い剛毛があり】
19.7.28 撮影
「イネのもみに似ている」
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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