ササバラン Liparis odorata 〈笹葉蘭〉(ラン科 クモキリソウ属)
花期は6〜7月。
暖温帯〜熱帯の日当たりのよい草原に生える。
葉は狭長楕円形、縦じわが顕著で鋭尖頭、長さ8-16cm、幅1.5-3.5cm。
花茎は高さ20-30cmで、直立する。
7〜8月、汚紫色ときに黄緑色の花をまばらに多数つける。
苞は三角状被針形、鋭尖頭、長さ3-6mm。
萼片は被針形、やや鈍頭、長さ6mm。 側花弁は線形でやや鋭頭、萼片より少し長い。
唇弁は倒卵状くさび形で反曲し、やや切頭、中央に浅い溝があり、
長さが萼片と同長、基部に2隆起がある。
蕊柱は長さ4mm、上縁に低い翼がある。
本州(栃木県以南)〜九州・琉球、中国・台湾〜ヒマラヤ・インド・
スリランカ・ミクロネシアに分布する。
− 改訂新版「日本の野生植物1」 −
[山口県絶滅危惧TA類]
【@を拡大しました − この日はまだ1株しか開花していなかったのですが…】
19.7.2 撮影
【A辺りに蕾のついたササバランがたくさんありましたので…】
19.7.2 撮影
昨年夏の高温と乾燥続きの天候の影響を心配していましたが、
ササバランは大丈夫と分かり、ホッとしています。
また花盛りの時に書きたいと思っています。
* * * * * おまけ −コオニユリの開花確認 * * * * *
【B毎年、このドリーネの縁で開花確認してきました − 昨年は7月1日に開花】
19.7.1 撮影
【Bを拡大しました − 今年は遅れています】
19.7. 1 撮影
【C7月2日も蕾…3日は秋吉台を休んで…】
19.7.2 撮影
【D今日4日、肉眼でも開花しているのが見えました!】
19.7.4 撮影
【Dを拡大しました − コオニユリの今年の開花確認日は7月4日】
19.7.4 撮影
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※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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