サンショウ〈山椒〉(ミカン科 サンショウ属)) 花期は4〜5月。
やや湿り気の多い林縁や林内に生える高さ1-5mになる落葉低木。雌雄異株。
葉柄の基部の両側に、長さ5-12mmで赤褐色の刺が1個ずつ対生状につく。
葉は互生。長さ5-18cmの奇数羽状複葉。
葉軸にはわずかに翼がある。
小葉は5〜9対、長さ1-3.5cmの卵状長楕円形または卵形。
先端は鈍く、基部は鈍形またはくさび形。
ふちには波状の鋸歯がある。
枝先に長さ2-5cmの円錐花序を出し、淡黄緑色の小さな花をつける。
果実は2個の分果に分かれ、分果は直径約5mmの球形で、
9〜10月に赤褐色または紅色に熟し、裂開して種子を1個出す。
種子は黒くて光沢があり、長さ3.5-4mmの楕円状球形。
【@を拡大しました】
18.4.19 撮影
【A葉柄の基部の両側に、長さ5-12mmで赤褐色の刺が1個ずつ対生状につく】
18.4.19 撮影
【Aを拡大しました − 葉は互生。長さ5-18cmの奇数羽状複葉、小葉は5〜9対】
18.4.19 撮影
【B雄花の花被片は5〜9個、長さ約2mm。雄しべは4〜8個、花被片より長い】
18.4.19 撮影
【C雌株を】
18.4.19 撮影
【Cを拡大しました】
18.4.19 撮影
【D 野生の雌株は少ない】
18.4.19 撮影
【Dを拡大しました − 雌花の花被片は7〜8個。子房は2個で、花柱は離生する】
18.4 .19 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|