2017年 6月19日  サンゴジュ



【@昔、植栽されたと思われる大きな個体です − 林縁で】
17.6.18 撮影

          サンゴジュ Viburnum awabuki 〈珊瑚樹〉
                       (レンプクソウ科 ガマズミ属) 花期は6月。
        高さは普通5-6m、高いものでは15mにもなる常緑小高木〜高木。
        沿岸地の山地に自生するほか、広く植えられる。
        葉は対生。葉身は長さ8-20cmの長楕円形。
        ふちは全縁、または波状の鋸歯がある。
        質は厚く、表面は光沢がある。
        枝先に大形の円錐花序を出して、白い花を多数つける。
        花序は高さ7-13cmで枝は紅色を帯びる。
        花冠は長さ4mm、上部は5裂し、裂片は長さ2mm、反り返る。
        核果は長さ7-8mmの楕円形で、赤色から藍黒色に熟す。


【A枝先に大形の円錐花序を出して、白い花を多数つける
17.6.18 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 花序は高さ7-13cmで枝は紅色を帯びる
17.6.18 撮影

【B葉は対生。ふちは全縁、または波状の鋸歯がある。質は厚く、表面は光沢がある
17.6.18 撮影

【C樹皮は灰褐色
17.6.18 撮影

【Cを拡大しました】
17.6.18 撮影

【D花序に近寄って】
17.6.18 撮影

【E花冠は長さ4mm
17.6.18 撮影

【Eを拡大しました − 上部は5裂し、裂片は長さ2mm、反り返る
17.6.18 撮影

  前回のサンゴジュの日記は2013年6月。
  まだスイカズラ科のままだったので、レンプクソウ科に書き換えました。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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