3月10日 サイコクキツネヤナギ 


【雌株】
   09.3.8 撮影
   
       サイコクキツネヤナギ〈西国狐柳〉(ヤナギ科 ヤナギ属) 花期は3〜4月。
     丘陵〜山地に生える株立ちで高さ2mほどになる落葉低木。雌雄別株。
     葉は互生。葉身は長さ5〜12cmの倒卵形で、表面濃緑でややしわがあり、
     裏面は粉白色または淡緑色、ふちには下部を除き低鋸歯がある。
     葉の展開前に開花する。花序は長さ3〜4cm。
     苞は楕円形で先は鈍く、上部は褐色または暗褐色、下部は淡黄緑色。
     両面とも白色の長い軟毛が生える。
     キツネヤナギとの識別は花序がない時期は無理で、産地が決め手になる。
     中国・近畿地方、北九州、四国北部に分布しているのはサイコクキツネヤナギ。

                                         
【雄花序】
 09.3.10 撮影
  葉の展開前に開花する

  
【開花確認した時の画像 ― 雄花序】  
09.3.6 撮影
花序は長さ3〜4cm

【上の画像を拡大しました】
09.3.6 撮影
「苞は楕円形で先は鈍く、上部は褐色または暗褐色、下部は淡黄緑色。
     両面とも白色の長い軟毛が生える」
葯は、まだはじけていません。

【開花確認して4日経ちました】
09.3.10 撮影
【上の画像を拡大しました】
09.3.10 撮影
「葯ははじけて、黄色い花粉を出す」

【雌花序】
09.3.10 撮影
【上の画像を拡大しました】
09.3.10 撮影
「子房は無毛」

苞の長い毛にさえぎられて、撮りにくいのです。

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 秋吉台日記に書く植物を決めたら、先ず、以前書いた文を読んで、書く内容が同じで同程度の画像ですと書くのを諦めて、画像がある別の植物にして、また同じように検討をしています。
新しく書くことがなく、画像の質も依然と変わらなくなったら、秋吉台日記をやめる時と常々考えていますが、昨日のフキ・今日のサイコクキツネヤナギは、合格点に達しました。(自画自賛)

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。