3月11日 コバノミミナグサ 


【@長登銅山跡のコバノミミナグサ】
   09.3.11 撮影
長登にはコバノミミナグサが数百株群生していますが、今日3株が開花していました。
   
  コバノミミナグサ〈小葉の耳菜草〉(ナデシコ科 ミミナグサ属) 花期は3〜10月。
伊吹山石灰岩地帯に固有で、日当たりのよい場所に成育する多年草。
茎は赤紫色を帯び基部から枝分かれして株立ちとなり、高さ30cm前後となる。
葉は卵形で、長さ2〜3cm。茎の先の花序にまばらに花をつける。
萼片は長さ5mm前後。花弁は萼片よりやや長く、長さ7mm程度。
雄しべの花糸にはまばらに細い毛があるが、
非常に細いため、確認するにはルーペが必要である。

                                         
【@の花に近寄って】
 09.3.11 撮影

  
【上の画像を拡大しました】  
09.3.11 撮影
雄しべの花糸にはまばらに細い毛がある

【A長登銅山跡のコバノミミナグサ】
09.3.11 撮影

【Aの花に近寄って】
09.3.11 撮影

【上の画像を拡大しました】
09.3.11 撮影
雄しべの花糸にはまばらに細い毛がある
花糸・子房・花弁の基部にある小さな点のようなのが、毛と思うのですが。

【花盛りの頃には ― 昨年の画像です】
08.4.30 撮影

* * * * * * * おまけ * * * * * * *

【 センボンヤリが開花しました ― 石灰岩のくぼみで】
09.3.11 撮影
ずっと観察していた株は、今日も半開きのままでした。

* * * * * * * おまけ(その2) * * * * * * *

【ヒレンジャクが7羽 ― 長登で】
09.3.11 撮影
 12時過ぎ、薄曇りのためアマナが開いてくれなくて、しょんぼりと駐車場に戻ったら、
聞いたことがない野鳥の声がしたので、急いで300mm望遠レンズを取り出して撮りました。

【30mくらい先の木なので、肉眼では形は分かりませんが、ファインダーを覗くと・・・】
09.3.11 撮影
約3分後、気配を感じたのか一斉に飛び立ってしまいました。

野鳥にほとんど無知な私ですが、ポケット図鑑ですぐにヒレンジャクと分かりました。
 
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。