1月22日 サイゴクイノデ |
サイゴクイノデ(オシダ科 イノデ属) 常緑性。 根茎は短く、直立〜斜上し、鱗片をつける。 葉柄基部の鱗片は卵状披針形〜披針形、長さ6〜8mm、 濃い黒褐色、辺縁は膜質で淡褐色。 葉身は2回羽状複生し、長楕円状披針形で鋭頭、長さ40〜60cm。 中軸の鱗片は披針形〜線形、茶色、長さ約4mm。 小羽片は長楕円形、鈍頭〜円頭、先端は刺に終わり、辺縁は浅く切れ込む。 葉質はかたい草質、表面は黄色みを帯びた薄緑色で光沢はない。 胞子嚢群は小羽片の辺縁寄りにつく。 本州(関東地方・能登半島以西)・四国・九州で、山地の林床に普通に見られる。 【A栗色縞模様の細い鱗片】 【B表面は黄色みを帯びた薄緑色で光沢はない】 【C小羽片は長楕円形、鈍頭〜円頭、先端は刺に終わり、辺縁は浅く切れ込む】 「中軸の鱗片は披針形〜線形、茶色、長さ約4mm」 【D「ソーラスは辺寄り」】 1年に2カ月程度のシダの観察では、歩き始めの1月初旬はすっかり忘れていて、 今日の日記は、「あれ、何だ?」で、図鑑で調べるために撮った画像で書きました。 歩き回っている今では、遠くからでも一目でサイゴクイノデと分かるようになっていますが、 また来年、同じことを繰り返すのかも。 ※ この記事に関するご意見等は、掲示板かメールでお願いいたします。 |