2020年 4月3日  リュウキュウコザクラ



【@何度も足を運んで、きょう開花確認しました − 3年前に私が秋吉台で初めて見た湿地で】
20.4.3 撮影

          リュウキュウコザクラ Androsace umbellata〈琉球小桜〉
                      (サクラソウ科 トチナイソウ属) 花期は 3〜4月。
        海近くの乾いた草地に生える1年生または越年生の小さな草。
        根ぎわに多数の葉を群生する。
        葉は薄く、両面ともに軟毛がまばらに生え、
        葉柄は長さ2-18mm、
        葉身は長さ幅とも3-15mm、卵円形で縁には三角形の歯牙がある。
        葉腋から長さ4-10cmの細い花茎を1〜13本伸ばし、
        1本の花茎に3〜8個の花がつき、散形花序となる。
        苞は卵形または広被針形で、先がとがる。
        花茎・苞・花柄・萼にはやわらかい開出毛がまばらに生える。
        萼は杯形で基部まで深く5裂し、萼片は楕円形で先がとがり、
        花時に長さ3-4mm、果時には5-6mmとなって星形に開く。
        花冠は白色、広杯形で径4-5mm、筒部は短く、萼の外に出ない。
        刮ハは球形で、径4mm、5裂し、果皮は緑白色。
        本州(中国地方)〜琉球、朝鮮半島・中国(中南部)・台湾から東南アジアに広く分布する。
         − 改訂新版「日本の野生植物4」 −

【@を拡大しました −直径5mmほどの小さな花が3つ咲きました 】
20.4.3 撮影
                                 
【A】
20.4.3 撮影

【B】
20.4.3 撮影

【C昨年初めて見た田の畔に来てみたら、ノミノフスマが群生しているように咲いていました】
20.4.3 撮影

【Cを拡大しました − 葉腋から長さ4-10cmの細い花茎を1〜13本伸ばし
20.4.3 撮影

【Cを拡大しました −1本の花茎に3〜8個の花がつき、散形花序となる
20.4.3 撮影

【D根ぎわに多数の葉を群生する
20.4.3 撮影

【E。葉は薄く、両面ともに軟毛がまばらに生え
17.4.3 撮影
「葉身は長さ幅とも3-15mm、卵円形で縁には三角形の歯牙がある」

【F昨年は、花冠の縁が淡いピンクがかっていましたが、今年はほとんど真っ白です】
20.4.3 撮影

【Fを拡大しました − 花冠は白色、広杯形で径4-5mm、筒部は短く、萼の外に出ない
20.4.3 撮影

【G萼は杯形で基部まで深く5裂し、萼片は楕円形で先がとがり、花時に長さ3-4mm
20.4.3 撮影

【Gを拡大しました −花茎・苞・花柄・萼にはやわらかい開出毛がまばらに生える
20.4.3 撮影

* * * * * きょう開花を見たほかの2種を * * * * *

【Hフタリシズカ Chloranthus serratus〈二人静〉(センリョウ科 チャラン属)
20.4.3 撮影

【Iツチグリ Potentilla discolor 〈土栗〉(バラ科 キジムシロ属)】
20.4.3 撮影


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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