2016年 10月24日  リンドウ



【@リンドウは今夏の強乾燥の天候には左右されずに、きれいに咲いています】
16.10.24 撮影

            リンドウ Gentiana scabra var.buergeri〈竜胆〉(リンドウ科 リンドウ属)
                                               花期は10〜11月。
           根を乾燥させたものを薬草にし、漢方ではこれを竜胆と呼び、
          その音からリンドウの名がついた。
          山野に生える高さ20-80cmの多年草。
          葉は対生し、無柄で、長さ3-8cm、幅1-3cmのの卵状披針形。
          先はとがり、3脈が目立つ。
          茎頂や上部の葉腋に青紫色の鐘形の花をつける。
          花冠は長さ4-5cmで先は5裂する。
          裂片の間には副片があり、内面には茶褐色の斑点がある。
          雄しべは5個で、雌しべの花柱より短い。柱頭は2裂する。
          果実は刮ハで枯れた花冠に包まれ、熟すと2裂する。
          種子は紡錘形で翼がある。
    

【A − @を反対側から撮りました】
16.10.24 撮影
                                 
【Bリンドウ属の花は日が当たっている時だけ開く
16.10.24 撮影
「花冠はの先は5裂、裂片の間には副片があり、内面には茶褐色の斑点がある」



【C − Bの花を順に覗いて撮りました − 右の花】
16.10.24 撮影
5本の雄しべは花冠の内側に沿って開き、柱頭は2裂大しています(開花して数日経過)

【Bを拡大しました − 真ん中の花 − 雄しべが雌しべを抱き、柱頭は見えません】
16.10.24 撮影
真ん中の花は、3つの中で一番新しいです。

【D左の花 − 雄しべが雌しべを抱いていますが、柱頭が出ています】
16.10.24 撮影

真ん中の花より一歩咲き進んだ状態と思われます。

* * * * * おまけ* * * * *

【E地獄台から中国自然歩道に下りると、快晴の秋の日差しにススキが輝いていました】
16.10.24 撮影

【Eを拡大しました − 今年もススキがきれいです】
16.10.24 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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