ラショウモンカズラ Meehania urticifolia 〈羅生門蔓〉(シソ科 ラショウモンカズラ属)
花期は4〜5月。
大きく突き出した花を、羅生門で渡辺綱が切り落とした鬼女の腕に例えてこの名があるという。
葛は花のあとランナーを出すことによる。
山の木陰に生える多年草。
花茎は直立して高さ20-30cm、長毛がまばらに生える。
花が終わると長い走出枝が枝の下部から伸びる。
葉は対生し、長さ2-3cmの葉柄があり、三角状心形で長さ2-5cm、
粗い鋸歯があり基部は心形。
花冠は紫色で長さ4-5cm、
下唇の中央裂片は大きく、下方に反り返って2浅裂し、濃紫色の模様がある。
喉部の先端に開出する長毛がある。
【A昨年と同じ4月21日に開花した?】
14.4.24 撮影
【Aを拡大しました − 下唇の中央裂片は大きく、下方に反り返って2浅裂し、濃紫色の模様がある】
14.4.24 撮影
【B喉部の先端に開出する長毛がある】
14.4.24 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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