オトギリソウHypericum erectum〈弟切草〉
(オトギリソウ科 オトギリソウ属) 花期は7〜9月。
この草を鷹の傷を治す秘薬としていた鷹飼いが、
その秘密をもらした弟を斬ったという伝説による。
飛び散った血が葉や花の黒点になったという。
葉を油に浸したものを切り傷、神経痛、関節炎などに使用する。
日当たりの良い山野に生える高さ30-60cmの多年草。
葉は対生し、長さ3-6cmの広被針形で、基部は円形〜心形でやや茎を抱く。
葉には多くの黒点があり、ふちにも転々と黒点が並ぶ
茎頂に直径約1.8cmの黄色の5弁花をつける。
花弁と萼片には黒点と黒線がある。
雄しべは多数あり、基部で短く合着して3つの束に分かれている。
葉の形、黒点の有無などに変異が多く、多くの変種や品種がある。
【@を拡大しました − オトギリソウの花は朝開いて夕方しぼむ1日花】
17.7.23 撮影
【A葉は対生し、広被針形で、基部は円形〜心形でやや茎を抱く。】
17.7.23 撮影
【Aを拡大しました −葉には多くの黒点があり、ふちにも転々と黒点が並ぶ】
17.7.23 撮影
【B茎頂に直径約1.8cmの黄色の5弁花をつける】
17.7.23 撮影
【Bを拡大しました −葉の形、黒点の有無などに変異が多い】
17.7.23 撮影
【Bを拡大しました − 雄しべは多数あり、基部で短く合着して3つの束に分かれている】
17.7.23 撮影
【Bを拡大しました − 花弁と萼片には黒点と黒線がある】
17.7.23 撮影
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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