オオタチヤナギ Salix pierotii (ヤナギ科 ヤナギ属) 花期は3〜4月。
湿地に生える落葉高木。高さ15mになるものもある。日本固有。雌雄異株。
樹皮は灰褐色。新枝は緑褐色で、無毛。小枝の分岐点から折れやすい。
葉は互生。葉身は長さ9-12cmの狭楕円形。
ふちに鋭い鋸歯がある。裏面は粉白色。両面とも無毛。
葉の展開と同時に開花する。
雄花序は長さ1-2.5cm。雄しべは2個。葯は紅色。
雌花序は長さ1-2cm。子房には毛が密生し、 柱頭は2裂し、外側に強く曲がる。
【A高さ6〜7mほどです − 樹皮は灰褐色】
18.3.22 撮影
【B雄株 − 近くに、高さ3mほどの株がありますが、それも雄株です】
18.3.22 撮影
【Bを拡大しました − 葉の展開と同時に開花する】
18.3.22 撮影
【C雄花序は長さ1-2.5cm。雄しべは2個。葯は紅色】
18.3.22 撮影
昨年、オオタチヤナギの開花を確認したのが3月23日だったし、全般的に開花が昨年より遅かったので、
今日、様子を見に来たところ、満開状態でした。
開花が遅いということ、特に樹木については、頭から消してしまわないと行けませんね。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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