オオオナモミ(キク科) 花期は9〜10月。
北アメリカ原産の1年草で、各地に広く帰化している。雌雄同株。茎は褐紫色を帯びるものが多く、高さ0.5〜2mになる。葉は長い柄があって互生し、卵形または広卵形で、3〜5浅〜中裂する。ふちには不ぞろいの鋸歯があり、両面ともざらつく。雄頭花は葉腋から出た短い花序につき、雌頭花は雄花序の基部に集まってつく。
オオオナモミの開花確認は9月13日で、その時の画像です。
オナモミ属のそう果を包んだ総苞を果苞(壺状体)と呼び、果苞には先端がカギ状に曲がった刺が多く、動物の体や衣服にくっついて運ばれます。
【上の画像を拡大しました】
05.9.13 撮影
「雄の頭花には柄があって、多数の黄白色の雄花が球形のかたまりとなる」
雄頭花は、どうにか撮れていました。
【雌花にピントを合わせて何度もシャッターを】
05.9.20 撮影
「雌の頭花の総苞片は合着して壺形になり、壺状体と呼ばれる」
【上の画像を拡大しました】
05.9.20 撮影
「壺状体の中に、花冠がなく雌しべだけになった雌花が2個入っている。
花柱は総苞の外につき出る」
日記に書いていない花をできるだけ書くように心がけて、昨年までに書いた花は、画像がこれまでよりましに撮れていたら書こうと思っています。
今日のオオオナモミの画像は、雨の直後の曇り空だったので色が違って写りましたが、何とか書けました。が、こんな日記は疲れます。
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