オオオナモミ Xanthium occidentale(キク科 オナモミ属) 花期は9〜10月。
北アメリカ原産の1年草。雌雄同株。
各地に広く帰化している。
茎は褐紫色を帯びるものが多く、高さ0.5-2mになる。
葉は長い柄があって互生し、卵形または広卵形で、3〜5浅〜中裂する。
ふちには不ぞろいの鋸歯があり、両面ともざらつく。
雄頭花は葉腋から出た短い花序につく。
花糸は合生して筒を作り、葯は離生している。
雌頭花は雄花序の基部に集まってつく。
総苞片が合着して壺状になり、
中に花冠がなく雌しべだけになった雌花が2個入っている。
果胞は長さ1.8-2.5の楕円形で、先端にくちばし状の突起が2個ある。
表面には長さ3-6mmの刺が密生する。熟すと褐色になる。
【A葉は長い柄があって互生し、卵形または広卵形で、3〜5浅〜中裂する】
16.9.24 撮影
【Aを拡大しました − 雄頭花は葉腋から出た短い花序につく】
16.9.24 撮影
【B花糸は合生して筒を作り、葯は離生している】
16.9.24 撮影
【C雌頭花を探しましたが、9月24日・10月1日に撮った個体は、すべて果胞に】
16.10.1 撮影
【Cを拡大しました − 果胞は長さ1.8-2.5の楕円形で、先端にくちばし状の突起が2個ある】
16.10.1 撮影
「表面には長さ3-6mmの刺が密生する」
今、ちょっと時間が足らなくて、1つの植物に張り付いて撮れない状態です。
時間が取れるようになったら、雌頭花の撮影を頑張ってみます。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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