2020年 8月1日  オオニワホコリ



【@ 目に入った時、大きさからカゼクサかと思いましたが…畑のそばの草地で】
20.7.31 撮影

          オオニワホコリ Eragrostis pilosa (イネ科 カゼクサ属) 花期は 7月〜。
         ニワホコリによく似ているが、全体にやや大きく、鞘口、花序の分枝の着点などに
         少数の白い長毛が生える

         ニワホコリと同様に日本の各地にふつうで、
         また世界の温帯〜熱帯に広く分布して変化が多い。 

          *ニワホコリ Eragrostis multicaulis(イネ科 カゼクサ属)
         繊細な一年草で、高さ10-30cmになる。
         葉身は線形で無毛。
         円錐花序は長さ6-10cmあり、毛がなく枝は遅くて、ざらつく。
         小穂は長卵形で、長さ2-3.5mm、幅1-1.5mm、4〜8個の両性小花からなり、 − 
         淡緑色で濃赤紫色を帯び、光沢がある。
         花は8〜10月。
         日本全土の日当たりがよい荒地、畑地などに多く、
         東アジア北部・中国・インドネシアに自生し、
         またヨーロッパ・北アメリカに帰化する。
         和名は、庭に繁茂するためである。
          − 改訂新版
「日本の野生植物 2」 −

         

【@を拡大しました − 円錐花序は長さ6-10cmあり
20.7.31 撮影
                                 
【A小穂は長卵形で、長さ2-3.5mm、幅1-1.5mm、4〜8個の両性小花からなり、 − 
         淡緑色で濃赤紫色を帯び、光沢がある

20.8.1 撮影

【Aを拡大しました ‐ 淡緑色で濃赤紫色を帯び、光沢がある
20.8.1 撮影

【B鞘口、花序の分枝の着点などに少数の白い長毛が生える
20.8.1 撮影

【Bを拡大しました ‐ 花序の分枝の着点に少数の白い長毛が生える
20.8.1 撮影

【C鞘口、花序の分枝の着点などに少数の白い長毛が生える
20.8.1 撮影

【Cを拡大しました ‐ 鞘口に少数の白い長毛が生える
20.8.1 撮影


       オオニワホコリについた花番号は、『1580』。
       自生のイネ科が「秋吉台で出会った花」に1種加わりました。


※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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