| オオニワホコリ Eragrostis pilosa (イネ科 カゼクサ属) 花期は 7月〜。 ニワホコリによく似ているが、全体にやや大きく、鞘口、花序の分枝の着点などに
 少数の白い長毛が生える。
 ニワホコリと同様に日本の各地にふつうで、
 また世界の温帯〜熱帯に広く分布して変化が多い。
 
 *ニワホコリ Eragrostis multicaulis(イネ科 カゼクサ属)
 繊細な一年草で、高さ10-30cmになる。
 葉身は線形で無毛。
 円錐花序は長さ6-10cmあり、毛がなく枝は遅くて、ざらつく。
 小穂は長卵形で、長さ2-3.5mm、幅1-1.5mm、4〜8個の両性小花からなり、 −
 淡緑色で濃赤紫色を帯び、光沢がある。
 花は8〜10月。
 日本全土の日当たりがよい荒地、畑地などに多く、
 東アジア北部・中国・インドネシアに自生し、
 またヨーロッパ・北アメリカに帰化する。
 和名は、庭に繁茂するためである。
 − 改訂新版「日本の野生植物 2」 −
 
 【@を拡大しました − 円錐花序は長さ6-10cmあり】
 20.7.31 撮影
 【A小穂は長卵形で、長さ2-3.5mm、幅1-1.5mm、4〜8個の両性小花からなり、 −
 淡緑色で濃赤紫色を帯び、光沢がある】
 20.8.1 撮影
 
 【Aを拡大しました ‐ 淡緑色で濃赤紫色を帯び、光沢がある】
 20.8.1 撮影
 
 【B鞘口、花序の分枝の着点などに少数の白い長毛が生える】
 20.8.1 撮影
 
 【Bを拡大しました ‐ 花序の分枝の着点に少数の白い長毛が生える】
 20.8.1 撮影
 
 【C鞘口、花序の分枝の着点などに少数の白い長毛が生える】
 20.8.1 撮影
 
 【Cを拡大しました ‐ 鞘口に少数の白い長毛が生える】
 20.8.1 撮影
 オオニワホコリについた花番号は、『1580』。
 自生のイネ科が「秋吉台で出会った花」に1種加わりました。
 
 
 ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
 学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります。
 ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
 
 
  
 
  
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