オオミツバハンゴンソウ Rudbeckia triloba L.
〈大三ツ葉反魂草/別名ミツバオオハンゴンソウ〉
(キク科 オオハンゴンソウ属) 花期は7〜10月。
のり面や路傍に生える1年草または2年草。北アメリカ原産。
昭和の初めに渡来し、観賞用に栽培されたこともあるが、
今は逸出帰化しているものが多い。
茎は高さ50-100cm、粗い毛がまばらにある。
上部の茎につく葉は披針形〜卵状長楕円形で、粗い鋸歯があるか全縁、
ほとんど柄はなく、基部はくさび形に狭まる。
下部の葉は3個に浅くまたは深く裂ける。
頭花は長い柄があり直径2.5-4cm。
舌状花は8〜12個、黄色で先に3歯がある。
筒状花は黒紫色。
花床は花が終わったあとに盛り上がり球状となる。
【@を拡大しました − 上部の茎につく葉は披針形〜卵状長楕円形で、粗い鋸歯があるか全縁】
17.8.5 撮影
【A下部の葉は3個に浅くまたは深く裂ける】
17.8.5 撮影
【Aを拡大しました】
17.8.5 撮影
【B頭花は長い柄があり直径2.5-4cm。舌状花は8〜12個、黄色で先に3歯がある】
17.8.5 撮影
【C筒状花は黒紫色】
17.8.5 撮影
この花は2009年に人家近くの空き地で見つけ、以来、毎年そこで黄色い頭花を見ると「開花」、
それを繰り返し、今年は1月1日、「昨年から引き続いて咲いている花」でした。
実は私、このての花は大の苦手、好きではないので、今日の日記の個体で詳細を調べ、
すでにリストに入っている花とは思いもせずに開花確認したのです。
一つの間違いを訂正するのに大変な手間と時間を費やしました。
記録の花番号・日記用に準備した花番号・8月5日以降の開花確認番号・トップページ…
決して楽しくはない作業は、気が乗らず、休み休みで中断ばかり。
すべてを修正し終え、すっきりとして、この日記を書きました。
これからは、このての頭花が目に入ると血が騒ぐことでしょう。やれやれ。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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