オオケタネツケバナ Cardamine dentipetala
〈大毛種漬花/別名ニシノオオタネツケバナ・マルバノコンロンソウモドキ〉
(アブラナ科 タネツケバナ属) 花期は 3〜6月。
オオバタネツケバナに似ているが、
茎は基部から直立し、葉には長い柄があり、小葉は縁に毛があり、
頂小葉は側小葉よりはるかに大きく円形〜広卵形、
花は大きく、花弁は長さ4-6mm、
長角果は斜上してつき、2.5-3cmと長く、毛があることが多い。
オオバタネツケバナよりは乾きぎみの場所を好む傾向がある。
西日本のものは長角果が無毛であり、
ニシノオオタネツケバナとして分ける意見もあるが、
東日本でも場所によっては無毛のものが多い。
【A葉には長い柄があり、頂小葉は側小葉よりはるかに大きく円形〜広卵形】
17.3.14 撮影
【B花は大きく、花弁は長さ4-6mm】
17.3.14 撮影
【Bを拡大しました】
17.3.14 撮影
【C長角果は斜上してつき、2.5-3cmと長く、毛があることが多い】
17.3.14 撮影
【Cを拡大しました − 短毛が確認できます】
17.3.14 撮影
【D写真展に展示のニシノオオタネツケバナ】
13.5.3 撮影
【Dを拡大しました】
13.5.3 撮影
あいまいのままだったニシノオオタネツケバナが権威ある図鑑に書かれ、すっきり。
これで、長角果の毛の有無を気にしなくても良いのです。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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