ミツデウラボシ Crypsinus hastatus(ウラボシ科) 常緑性。
根茎は横走し、直径2-4mm、密に鱗片がある。
葉柄はかたく、わら色で下部は紫褐色となり、光沢があり、4-20(-25)cm。
葉身は単葉から3出葉、まれに5出葉の場合もある。
単葉の場合は被針形で鋭尖頭、長さ7-15cm。
3出葉の場合は長さ15-35cm、側裂片は大きくても主裂片の1/3以下。
側裂片の辺縁はやや肥厚して暗色。
葉の下面は淡色か粉白を帯びることがあり、無毛。
胞子嚢群はやや中肋寄りに並び、ほとんど葉裏一面につき、
円形で、直径2-3mm、ほとんどくぼまない。
【A“森の案内人”で歩いた山口市徳地で一度見ていました − 3出葉の場合は長さ15-35cm】
17.3.22 撮影
【Aを拡大しました − 側裂片は大きくても主裂片の1/3以下】
17.3.22 撮影
【B胞子嚢群はやや中肋寄りに並び、ほとんど葉裏一面につき】
17.3.22 撮影
【C葉の下面は淡色か粉白を帯びることがあり、無毛】
17.3.22 撮影
* * * * * おまけ * * * * *
【Dミツデウラボシの前に開花確認したシハイスミレ】
17.3.22 撮影
【Eシハイスミレの2個体目 − この季節にここに来たのは初めてでした】
17.3.22 撮影
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ミツデウラボシを見つけたのは確かに嬉しいのに、気持ちはさほど踊らず、
「ああ、やっと」という、安堵感のが強いです。
※ 事情があって、シダの一覧は公開していません。
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