オオケタデPersicaria orientalis〈大毛蓼/別名オオベニタケ・ベニバナオオケタデ〉
(タデ科 イヌタデ属) 花期は 8〜11月。
路傍や造成地に生える大型の一年草で、高さは1.8mに達する。
茎は分枝し、斜上する長毛を密生する。
葉は毛を密生して裏面には腺点があり、中下部のものは卵形で有柄、
長さ10-25cm、鋭尖頭、基部は心形、
上部のものは広被針形で基部はくさび形。
托葉鞘は長さ0.8-2cm、幅1-1.5cm、筒状で淡褐色、膜質、 頂部は緑色草質でしばしば葉状に広がり、縁毛がある。
花序は分枝した枝先に生じ、花穂状で長さ2-8cm、幅1-1.5cm、
直立または先端が下垂し、花を密生する。
花被は淡紅色〜紅紫色、まれに白色、長さ3-5mm、5裂する。
雄しべは7まれに8本で、花被とほぼ同長。花柱は2本。
【@を拡大しました − 葉は下部のものは卵形で有柄、鋭尖頭、基部は心形】
16.8.3 撮影
【A托葉鞘は筒状で淡褐色、頂部は緑色草質でしばしば葉状に広がり、縁毛がある】
16.8.3 撮影
【B花序は分枝した枝先に生じ、花穂状で】
16.8.3 撮影
【C直立または先端が下垂し、花を密生する】
16.8.3 撮影
【Cを拡大しました − 花被は淡紅色〜紅紫色、まれに白色、長さ3-5mm、5裂する】
16.8.3 撮影
2日前に1人でここを通り、派手なタデを目にしたのに、何も考えずに通り過ぎ、
今日、友人に言われて「あ、あれね」という有様。根性が足らないということでしょう。
オオケタデについた花番号は、『1458』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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