アサザ Nymphoides peltata〈莕菜・荇菜〉(ミツガシワ科 アサザ属) 花期は 6~8月。
池や沼に生える多年生の水草。
地下茎は水底の泥の中を長く這い、太く長い茎を出す。
葉は長い葉柄があって水面に浮かび、直径5-10cmの卵形または円形、
基部は深い心形で、ふちには浅い波状の鋸歯があり、
表面は褐紫色を帯びる。
葉腋から花柄を数本出し、黃色の花を水面に開く。
花は朝開き、昼にはもう閉じてしまう1日花。
花冠は直径3-4cmで5深裂し、裂片の先端はへこみ、
ふちは糸状に細かく裂ける。
雄しべは5個、雌しべは1個。
果実は蒴果で狭卵形。種子は扁平でふちに柱状突起がある。
【①を拡大しました - 葉は長い葉柄があって水面に浮かび、直径5-10cmの卵形または円形】
16.8.3 撮影
【①を拡大しました - 基部は深い心形で、ふちには浅い波状の鋸歯】
16.8.3 撮影
【①を拡大しました - 黃色の花を水面に開く。花冠は直径3-4cmで5深裂し】
16.8.3 撮影
【②、裂片の先端はへこみ、ふちは糸状に細かく裂ける】
16.8.3 撮影
「花は朝開き、昼にはもう閉じてしまう1日花」
今日、気になって、昨日と同じ午前中に来てみたら、水に浮いた感じだった草のかたまりの姿がなく、
再びアサザを見ることはできませんでした。
昨日午後2時過ぎから、秋吉台周辺で前が見えないほどの激しい雷雨があったので、
流れてしまったのでしょうか。
でも、なぜ、溝の中にアサザが?
同行の友人が手を水につけて、「冷たい」と。
アサザについた花番号は、『1459』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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