オオジシバリ Ixeris japonica 〈大地縛り〉(キク科 タカサゴソウ属) 花期は4〜6月。
ジシバリに似ていて、花や葉が大きいことによる。
やや湿り気のある道ばたや水田などにごく普通に見られる多年草。
細く白い茎は地中を浅く這い、節々から葉を出して周りに広がる。
葉は長さ6-20cmの倒披針形〜へら状楕円形で、ときに下部が羽状に切れ込むこともある。
質は柔らかく、白っぽい緑色をしている。
花茎は高さ20cmになり、直径2.5-3cmの黄色の頭花を2〜3個つける。
【A葉は長さ6-20cmの倒披針形〜へら状楕円形】
14.10.21 撮影
「質は柔らかく、白っぽい緑色をしている」
【@を拡大しました − 頭花は直径2.5-3cm】
14.10.21 撮影
【B花茎は高さ20cm】
14.10.21 撮影
【Bを拡大しました − ほかの花の花粉がもらえないと、花柱の先はクルリと巻いて、同花受粉をする】
14.10.21 撮影
オオジシバリの花柱は、いつもこの形と思っていました。
先が巻いていない花柱を見つけたくなりました。
オオジシバリは、晩秋に咲き始めることもありますが、冬の寒さが厳しいと一旦花は終わって、
4月に開花してきましたが、この冬はどうでしょうね。
撮っていた画像で遅れた日記を書いていますが、
オオジシバリを書いたのは過去1回だけで、2004年4月16日でした。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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