2月23日  オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)

   06.2.23 撮影
   
 オオイヌノフグリ〈大犬の陰嚢〉(ゴマノハグサ科 クワガタソウ属) 花期は11〜6月。
 果実の形を犬の陰嚢に例えたもの。西アジア〜ヨーロッパ大陸原産の植物といわれ、明治の中ごろ帰化。道ばたや畑地などに生える高さ10〜25pの2年草。茎はよく分枝して横に広がる。葉は茎の下部では対生、上部では互生し、卵状広楕円形で8〜16個の鋸歯がある。茎の上部の葉腋から長さ1〜2pの花柄を出してルリ色の花を1個つける。花は直径0.8〜1p。

 
 朝から日差しがあるので、昼過ぎにドリーネ耕作に来てみたら、オオイヌノフグリがよく開いて、もうしぼみ始めている花も見えました。
                                        
 06.2.23 撮影
 
【上の画像を拡大しました】  
06.2.23 撮影

「萼も花冠も深く4裂し、雌しべ1、雄しべ2がある」


【しぼみ始めた花】
06.2.23 撮影

 花は日が当たっているときだけ開き、朝から日差しが強いと昼過ぎには落ちてしまいます。
 曇りや雨のために咲かなかった花は、咲かないままで落ちてしまうのでしょうか。
 今日が駄目なら明日、それも駄目なら翌日に咲くスライド式は考えられませんよね。

【おまけ―サイコクキツネヤナギ】
06.2.23 撮影

 ユリワサビやサイコクキツネヤナギの様子を見るため、山焼き後初めて草原を歩きました。
 3カ所のサイコクキツネヤナギを見ましたが、もう花序が姿を見せているのもあり、開花まであと数日でしょうか。

 ※ 日記にある花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。