2月25日  フキ・ミヤマカタバミ

   06.2.25 撮影
   
 フキ〈蕗〉(キク科 フキ属) 花期は2月〜4月。
 山野の湿った林下や道ばたに生える多年草。雌雄別株。食用に各地で栽培される。葉は幅15〜30pのほぼ円形。早春、地下茎の先に独立した花茎を出す。雄株は高さ10〜25pになり、黄白色の頭花を多数つける。雌株の頭花は白っぽく、花のあと高さ50aほどになる。淡緑色の苞に包まれた若い花茎がフキノトウ。

 
 このところ毎日のように見ていたフキの雄花が開花しました。
 昨年と同じ場所で、2日早まりました。
                                        
【上の画像を拡大しました―これが1個の頭花です】
 06.2.25 撮影

「雄株では花序は密散房状で、頭花は直径7〜10mm、全て両性の筒状花からなり実らない。
総苞は筒状で、基部に披針形の苞が2〜4個つき、片は2列で等長、狭長楕円形」

 
  【上の頭花の昨日は】  
06.2.24 撮影

あちこち見て回っても、毎年雄花が先に開花しています。
あと2〜3日で開花しそうな雌花を見ているのでがので、必ず撮ってきますね。

【ミヤマカタバミ】
06.2.25 撮影

 ミヤマカタバミ〈深山傍食〉(カタバミ科 カタバミ属) 花期は3〜4月。
 山地の林内に生える多年草。葉柄・花茎・葉の裏面に密に軟毛がある。葉は根茎の先端から多数出て、長い葉柄の先に3小葉がつき、小葉は倒心形で、幅2.5〜4cm、かどは鈍端。花茎の頂にはただ1花がつき、花は白色で、直径3〜4p。


 終日曇りの午後2時過ぎ、ミヤマカタバミが一つ、開花していました。
 昨年と同じ場所で、昨年の開花は3月16日でしたから、19日も早まっています。

【上の画像を拡大しました】
06.2.25 撮影

まだ開花の途中です。
 
 ※ 日記にある花期は、私が秋吉台で調べてきたものです。