オオイヌノフグリ Veronica persica〈大犬の陰嚢〉(オオバコ科 クワガタソウ属)
花期は11〜6月。
果実の形を犬の陰嚢に例えたもの。
西アジア〜ヨーロッパ大陸原産の植物といわれ、明治の中ごろ帰化。
道ばたや畑地などに生える高さ10-25cmの2年草。
茎はよく分枝して横に広がる。葉は茎の下部では対生、上部では互生し、
卵状広楕円形で8〜16個の鋸歯がある。
茎の上部の葉腋から長さ1-2cmの花柄を出してルリ色の花を1個つける。
花は直径0.8-1cmで、日が当たっている時だけ開く。
【Aオオイヌノフグリの秋吉台での花期は秋〜梅雨の頃です】
15.2.20 撮影
【B昨年秋の開花は9月16日、随分早かったのですが、毎日きれいに開いているわけではなく】
15.2.20 撮影
【C日差しがある時だけ花は開きます − 葉は茎の下部では対生、上部では互生 】
15.2.20 撮影
【D茎の上部の葉腋から長さ1-2cmの花柄を出してルリ色の花を1個つける】
15.2.20 撮影
【E花は直径0.8-1cmで、日が当たっている時だけ開く − 1日花です】
15.2.20 撮影
【F雄しべは2個】
15.2.20 撮影
【Fを拡大しました − これ、オオイヌノフグリ】
15.2.20 撮影
こんなに明るくて暖かな日差しはいつ以来でしょう。
いつもは通り過ぎるオオイヌノフグリが今日開花確認の花−ヒメナズナ・スギ・ミヤコアオイ・フキ−の
どれよりもきれいと思いました。
撮って、日記に書こうとして気づきました。前回、日記に書いたのは2006年…。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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