オオハナワラビ〈大花蕨〉(シダ植物―ハナヤスリ科) 山地林中に生える高さ30〜50pの冬緑性のシダ。秋に栄養葉と丈の高い胞子葉を出す。栄養葉は夏には枯れる。胞子は9〜10月に熟す。 10月23日に知ったオオハナワラビを、今日、別の林でも見つけることができました。
【上の画像を拡大しました】
05.10.26 撮影
【栄養葉の葉身は、3出羽片からなる三角状五角形】
05.10.26 撮影
「小羽片は広披針形、先端はのびて次第に細くなる」
【裂片は】
05.10.26 撮影
「広楕円形または卵形、円頭、ふちには細かい鋭鋸歯がある」
25日にオオハナワラビを“秋吉台のやまんば”さんに見せてあげたら、開口一番、「正三角形ね」と。その時は意味が分からなかったのですが、図鑑を読んでいるうちに分かってきました。
シダ植物を同定には、栄養葉の葉身の形も重要なポイントなのですね。
私の花の記録に載せているシダ植物は、一般的に知られていて季節を感じるものだけにしていますので、フユノハナワラビと思っていた中にオオハナワラビがあるということで、シダはおしまいにします。
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