オオチドメ〈大血止/別名ヤマチドメ〉(セリ科 チドメグサ属) 花期は5〜7月。
山野にごく普通に生える多年草。
茎は細く地を這い、節から枝を出す。茎の先や枝は斜上し、葉腋に花序をつける。
葉は直径1.5〜3cmの腎円形で、切れこみは浅く、基部は深い心形。
ふちには鈍い鋸歯がある。
葉腋から葉よりも長い花柄を出し、先端に淡緑白色の小さな花を10数個つける。
果実は直径約1.5mmのやや扁平な球形。
【花序は葉より上につき出ています】
10.6.29 撮影
「葉腋から葉よりも長い花柄を出し、先端に淡緑白色の小さな花を10数個つける」
【花(左)と果実(右) − 花序の直径は4〜5mmほど】
10.7.2 撮影
「花は10数個がかたまってつき、外側の花から咲いていく」
* * * * * * * おまけの花 * * * * * * *
【ササバランが開花しました】
10.7.2 撮影
【ヒメノハギが開花しました】
10.7.2 撮影
【ヒメヒオウギズイセンが開花しました】
10.7.2 撮影
昨日のコクラン・ヤマジノホトトギス・ヤブカンゾウに続いて、今日、ササバラン・ヒメノハギ・ヒメヒオウギズイセンと、梅雨の最中に咲き始める花が開花しました。
例年なら「いよいよ梅雨本番」ですが、今年の中休みのない連日じめじめした天気にはもう飽き飽きです。
梅雨明けが待ち遠しいです。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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