7月2日 オオチドメ 


【草原で目に入るチドメグサ属のほとんどがオオチドメです】
   10.6.23 撮影
   
     オオチドメ〈大血止/別名ヤマチドメ〉(セリ科 チドメグサ属) 花期は5〜7月。
    山野にごく普通に生える多年草。
    茎は細く地を這い、節から枝を出す。茎の先や枝は斜上し、葉腋に花序をつける。
    葉は直径1.5〜3cmの腎円形で、切れこみは浅く、基部は深い心形。
    ふちには鈍い鋸歯がある。
    葉腋から葉よりも長い花柄を出し、先端に淡緑白色の小さな花を10数個つける。
    果実は直径約1.5mmのやや扁平な球形。


   
               【花序は葉より上につき出ています】        
 10.6.29 撮影
葉腋から葉よりも長い花柄を出し、先端に淡緑白色の小さな花を10数個つける

花(左)と果実(右) − 花序の直径は4〜5mmほど】  
10.7.2 撮影
花は10数個がかたまってつき、外側の花から咲いていく」

* * * * * * * おまけの花  * * * * * * *

【ササバランが開花しました】
10.7.2 撮影

ヒメノハギが開花しました】        
10.7.2 撮影

ヒメヒオウギズイセンが開花しました
10.7.2 撮影


 昨日のコクラン・ヤマジノホトトギス・ヤブカンゾウに続いて、今日、ササバラン・ヒメノハギ・ヒメヒオウギズイセンと、梅雨の最中に咲き始める花が開花しました。
 例年なら「いよいよ梅雨本番」ですが、今年の中休みのない連日じめじめした天気にはもう飽き飽きです。
 梅雨明けが待ち遠しいです。


※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。