2014年 11月6日  オオブタクサ



【①2ヵ所目を見つけ、ここでは高さ3m以上です - 林縁で】
14.9.18 撮影

             オオブタクサ Ambrosia trifida〈大豚草/別名クワモドキ〉
                                  (キク科 ブタクサ属) 花期は8~9月。
           北アメリカ原産の1年草。雌雄同株。
           ブタクサより少ないが大群落を作り、一度生えるとなかなか消えない。
           茎は毛が多く、よく分枝して高さ3mにもなる。
           葉は長い柄があって対生し、葉身は長さ20-30cm、
           普通掌状に3~5裂する。
           雄花序の穂は枝の頂部に総状をなし、長さ5-20cm、
           雄頭花の総苞片は合着して笠状になり、
           中に12~16個の黃色の筒状花がある。
           雌花は雄花序の下方の葉腋に塊状に集まってつく。
           花のあと、総苞は肥厚してかたくなり、1個の痩果を包み込み、
           先端がとがってコマのような形になる。周りには6個の突起が並んでいる。

【①を拡大しました - 雄花序が花盛りの時】
14.9.18 撮影
                                 
【②撮りやすい下方の枝で】
14.9.18 撮影

【②を拡大しました - 雄頭花の詳細は見送り、今年は雌頭花と果実に絞りました】
14.9.18 撮影

【③雌花は雄花序の下方の葉腋に塊状に集まってつく
14.9.18 撮影

【③を拡大しました - これが若い雌花序?】
14.9.18 撮影

【④上の11日後、雄頭花は花盛りの時を過ぎ】
14.9.29 撮影

【④を拡大しました - 花のあと、総苞は肥厚してかたくなり、1個の痩果を包み込み
14.9.29 撮影

【⑤右は - まだ花の状態?】
14.9.29 撮影

【⑥左は若い果実の状態 - 先端がとがってコマのような形になる。周りには6個の突起が並んでいる
14.9.29 撮影

【⑦上から更に1ヵ月後の10月末】
14.10.31 撮影

【⑦を拡大しました - 雄頭花は枯れて落ちてしまっています】
14.10.31 撮影

【⑧雄花序の下の葉腋で、雌頭花は 】
14.10.31 撮影

【⑧を拡大しました - 先端がとがってコマのような形になる
14.10.31 撮影

「周りには6個の突起が並んでいる」

オオブタクサをこれまで見ていたのは、きつい階段を上って坂道を歩いた道ばた、植林地の端でした。

今年見つけた場所は駐車場所からゆっくり歩いて10分くらいの林道、何度も訪れることができました。
ここは、オオブタクサにとって日当たりと湿気の条件が良いのか、図鑑どおりの高く生長した株でした。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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