2017年 5月22日  オオバノトンボソウ



【@7月に開花してきたのに、ナルコユリが花盛りの林縁で、もう咲いていました】
17.5.22 撮影

         オオバノトンボソウ Platanthera minor 〈大葉の蜻蛉草/別名ノヤマトンボ〉
                               (ラン科 ツレサギソウ属) 花期は6〜7月。
        丘陵や浅い山の林内に生える多年草。
        茎は高さ30-60cmになり、翼状の稜がある。
        葉は互生し、下方の2〜3個が大きく、上のものほど小さい。
        最下の葉は長さ7-12cmの長楕円形または狭長楕円形で、基部は茎を抱き、
        裏面の主脈の下半部は翼状に張り出して茎の翼に続く。
        花は黄緑色、10〜25花が穂状に咲く。
        背萼片と側花弁はかぶと状に重なる。
        距は長さ1.2-1.5cmで子房より長い。

【@を拡大しました − 背萼片と側花弁はかぶと状に重なる
17.5.22 撮影
                                 
【A葉は下方の2〜3個が大きく、最下の葉は長さ7-12cmの長楕円形または狭長楕円形
17.5.22 撮影

【Aを拡大しました − 茎は翼状の稜がある
17.5.22 撮影

【B茎の上部の葉は】
17.5.22 撮影

【C花は黄緑色、10〜25花が穂状に咲く
17.5.22 撮影

【Dほかのツレサギソウ属を期待しましたが…】
17.5.22 撮影

【E花を下から撮ってみました】
17.5.22 撮影

 残念ですが、どう見てもオオバノトンボソウです。
 オオバノトンボソウの開花確認日を調べたら、
  2013年 − 7月14日
  2014年 − 7月10日
  2015年 − 7月17日
  2016年 − 7月 6日
 それが、なぜ、ここではこんなに早く花盛りになっているのでしょうか。

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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