オオバノトンボソウ Platanthera minor 〈大葉の蜻蛉草/別名ノヤマトンボ〉
(ラン科 ツレサギソウ属) 花期は6〜7月。
丘陵や浅い山の林内に生える多年草。
茎は高さ30-60cmになり、翼状の稜がある。
葉は互生し、下方の2〜3個が大きく、上のものほど小さい。
最下の葉は長さ7-12cmの長楕円形または狭長楕円形で、基部は茎を抱き、
裏面の主脈の下半部は翼状に張り出して茎の翼に続く。
花は黄緑色、10〜25花が穂状に咲く。
背萼片と側花弁はかぶと状に重なる。
距は長さ1.2-1.5cmで子房より長い。
【@を拡大しました − 背萼片と側花弁はかぶと状に重なる】
17.5.22 撮影
【A葉は下方の2〜3個が大きく、最下の葉は長さ7-12cmの長楕円形または狭長楕円形】
17.5.22 撮影
【Aを拡大しました − 茎は翼状の稜がある】
17.5.22 撮影
【B茎の上部の葉は】
17.5.22 撮影
【C花は黄緑色、10〜25花が穂状に咲く】
17.5.22 撮影
【Dほかのツレサギソウ属を期待しましたが…】
17.5.22 撮影
【E花を下から撮ってみました】
17.5.22 撮影
残念ですが、どう見てもオオバノトンボソウです。
オオバノトンボソウの開花確認日を調べたら、
2013年 − 7月14日
2014年 − 7月10日
2015年 − 7月17日
2016年 − 7月 6日
それが、なぜ、ここではこんなに早く花盛りになっているのでしょうか。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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