オオアカネ〈大茜〉(アカネ科 アカネ属) 花期は8月〜。
山地の林縁にまれに見られるつる草。茎は4稜があり、稜上に下向きの刺がある。
茎の主軸には6〜8枚、枝には4枚の葉が輪生する。
葉は薄く、4〜10cmの葉柄をつけ、葉身は三角状卵形で先は細長く伸びてとがり、基部は心形、長さ4〜10cm。葉柄や葉身の裏面脈上には下向きの刺がある。
葉腋から集散花序を伸ばし、まばらに花をつける。
花は黄緑色、直径3mm。
【今年も蔓を確認して、刈られないように祈っていました】
09.8.15 撮影
「茎の主軸には6〜8枚、枝には4枚の葉が輪生する」
【葉は薄く、4〜10cmの葉柄をつけ】
09.8.15 撮影
「葉身は三角状卵形で先は細長く伸びてとがる」
【上の画像を拡大しました】
09.8.15 撮影
「葉腋から集散花序を伸ばし、まばらに花をつける。 花は黄緑色、直径3mm」
私はこれまでに3カ所でオオアカネを確認していますが、いずれも草藪で刈られる場所のため、現在生き残っているのはここだけです。
オオアカネは、茎が柔らかくて弾力性がなく折れやすい上に、クズ・ボタンヅル・オニドコロ・シオデなどと絡み合っているので、蔓を見つけてもさわらないようにしながら、ひたすら無事に花が咲くのを待ち続けました。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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