オオアブラススキSpodiopogon sibiricus〈大油薄〉
(イネ科 オオアブラススキ属) 花期は 8〜10月。
山野の日当たりのよい所に生える高さ0.8-1mの多年草。
葉は長さ20-40cm、幅1-1.5cmの広線形で、基部は円い。
花序は長さ15-25cmの円錐状で、枝は斜上する。
小穂は枝の先の方に7〜11個集まってつき、
長さ4.5-5mmの狭卵形で、長い毛がまばらに生える。
両性の小花の外花穎の先は2裂し、その間から長い芒が突き出る。
【A − 同遊歩道、@の反対側でも − こちらは高さ1mあまり】
16.8.21 撮影
【B葉は長さ20-40cm、幅1-1.5cmの広線形で、基部は円い】
16.8.21 撮影
【C − @の花序 − 花序は長さ15-25cmの円錐状で、枝は斜上する】
16.8.20 撮影
【Cを拡大しました】
16.8.20 撮影
【D − Aの花穂を − 小穂は枝の先の方に7〜11個集まってつき】
16.8.20 撮影
【E小穂は枝の先の方に7〜11個集まってつき】
16.8.21 撮影
【Eを拡大しました −小穂は長さ4.5-5mmの狭卵形で、長い毛がまばらに生える 】
16.8.21 撮影
チダケサシ・タカトウダイの撮影が終わると歩かない遊歩道わきで見つけました。
台上で見ていた大きなイネ科、セイバンモロコシ・ノギナシセイバンモロコシとは違いました。
オオアブラススキは、
「秋吉台国定公園の高等植物」には記載が無く、「山口県産高等植物目録」には『普通』です。
いつからあったのか…。
イネ科は大変苦手で時間がかかりましたが、記録に無い種を見つけられるようになりました。
オオアブラススキについた花番号は、『1464』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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