オニユリ Lilium lancifolium〈鬼百合〉(ユリ科 ユリ属) 花期は7〜8月。 
            古くから栽培され、人里近くにしばしば野生している多年草。 
            茎は高さ1-2mになり、暗紫色の斑点がある。 
            茎の上部には初め白い綿毛がある。 
            葉は互生し、長さ5-18cm、幅0.5-1cmの披針形〜広披針形で先はとがる。 
            葉には柄がなく、基部に紫褐色の珠芽ができる。 
            種子はできず、この珠芽が地面に落ちて増える。 
            茎の上部に直径10-12cmの花を4〜20個つけ、横向きまたは下向きに咲く。 
            花被片は強く反り返り、橙赤色で濃い色の斑点がある。 
            花粉は暗紫色。 
            花期:7〜8月 分布:北、本、四、九 
             − 増補改訂新版「野に咲く花」 −  
            
    【A葉には柄がなく、基部に紫褐色の珠芽ができる】 
    
    
    
    19.7.24 撮影 
                                     
    【Aを拡大しました − 種子はできず、この珠芽が地面に落ちて増える】 
    
    
    
    19.7.24 撮影 
     
    
    【Aを拡大しました − 花被片は強く反り返り、橙赤色で濃い色の斑点がある】 
    
    
    
    19.7.24 撮影
    
    
    
     
    ※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。 
    ※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。 
    
   
     
      
    
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