オニヤブソテツ Cyrtomium falcatum〈鬼藪蘇鉄〉(オシダ科 ヤブソテツ属) 常緑性。
大きい葉は葉柄を含めて長さ80cmに達する。
羽片は先端が上向きに鎌形に曲がり、基部は円形かくさび形で短い柄がつき、
辺縁は大まかな波状縁で鋸歯はなく、先端まで全縁、表面には光沢がある。
胞子嚢群は散在し、
丸い包膜は中心部が黒褐色で、白色の辺縁部とはっきり区別がある。
北海道南端以南の各地に広く分布し、地上や岩隙に産し、特に海岸近くに多い。
【@を拡大しました − 羽片は先端が上向きに鎌形に曲がり】
18.1.3 撮影
曲羽片の基部上側が“いかり肩”(ナガバヤブソテツは“なで肩”) − 写真でわかるシダ図鑑
【@を拡大 − 羽片の先端の鋸歯はない(テリハヤブソテツは鋸歯がある)−写真でわかるシダ図鑑】
18.1.3 撮影
【A胞子嚢群は散在し】
18.1.3 撮影
【Aを拡大しました − 丸い包膜は中心部が黒褐色で、白色の辺縁部とはっきり区別がある】
18.1.3 撮影
また寒波がやってくるというのでシダの確認に歩いたのが1月23日。
翌日から予報どおりに毎日雪が降ったり止んだりで、危険をおかして秋吉台に行く元気はないため、
持ち合わせの今年撮った画像は、シダしかありません。
10年前に確認したシダを1年に1回、目についたら記録しているだけの状態を
良い機会なので、近い種と間違えていないか点検をしています。
転んでもただでは起きない私でいたいと思っています。
※ 事情があって、シダの一覧は公開していません。
|