チャセンシダ Asplenium trichomanes(チャセンシダ科 チャセンシダ属) 常緑性。 根茎は短く、直立し、小さい塊状で、 枯れた葉の葉柄と生きた葉を多数叢生し、鱗片をつける。
葉柄は光沢のある紫褐色、長さ1-5cm、向軸側(表面)に褐色で薄紙質の翼が2枚ある。 葉が枯れて羽片が落ちても、葉柄はいつまでも根茎に残る。
葉身は単羽状、線形で、基部は狭くならず長さ5-25cm、
羽片は20対以上あり、ほとんど同形の長楕円形、円頭、辺縁にごく浅い鋸歯があり、
基部は広いくさび形。
葉身の中央部の大きな羽片で長さ5-12mm、上下に向けて次第に小さくなり、
頂羽片というべきものはない。
胞子嚢群は長楕円形か線形、長さ約1.5mm、羽片に数個つく。 本州(青森県・新潟県・神奈川県以西)・四国・九州の各地で、
山麓の岩の割れ目や村落の石垣などに生じる。
【@を拡大しました −葉身の中央部の大きな羽片で長さ5-12mm、上下に向けて次第に小さくなり 】
18.1.4 撮影
「頂羽片というべきものはない」
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長靴を履かないと近づけないので、2013年の画像を使用しました。
【Aここで見つけた2013年にはこの姿が数個見られました】
13.1.30 撮影
【Aを拡大しました − 葉身は単羽状、線形で、基部は狭くならず長さ5-25cm】
38.1.30 撮影
【B片は20対以上あり、ほとんど同形の長楕円形】
13.1.30 撮影
【Bを拡大しました − 中軸上面の両側に2枚の翼(写真でわかるシダ図鑑)】
13.1.30 撮影
【C葉の裏面を】
13.1.30 撮影
【Cを拡大しました − 胞子嚢群は長楕円形か線形、長さ約1.5mm、羽片に数個つく】
18.1.30 撮影
「長い形のいわゆる『チャセンシダ形』のそーラス(写真でわかるシダ図鑑)
※ 事情があって、シダの一覧は公開していません。
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