2016年 8月13日  オモダカ



【@2009年に初めて水田で確認してから次第に増えて、今年、あちこちの水田で大群生】
16.8.12 撮影
「観察してきて、オモダカが水田の強害草と言われているのを納得しています」


          オモダカ Sagittaria trifolia〈面高/別名ハナグワイ〉
                          (オモダカ科 オモダカ属) 花期は6〜9月。
         人の顔に見える葉身が、水面から高く伸び出た葉柄についていることによる。
         水田や浅い沼、湿地などに生える多年草。
         地中に匐枝を伸ばし、先端に小さな球茎をつくる。
         葉は根生し、若い株のものは線形で水中にあるが、
         普通は長い柄があって直立し、水面上に出る。
         葉身は基部が2つに裂けた矢じり形で長さ7-15cm、
         基部の2個の裂片の方が頂裂片より長く、先端は鋭くとがる。
         花茎は高さ20-80cm、上部の節ごとに白い花を3個輪生する。
         花序の上部には雄花、下部には雌花がつく。
         花は直径1.5-2cmで、緑色の萼片3個、白色の花弁3個がある。
         花床は球形にふくらみ、雄花では多数の雄しべ、雌花では多数の雌しべがつく。


【A葉身は基部が2つに裂けた矢じり形、基部の2個の裂片の方が頂裂片より長く、先端は鋭くとがる
16.8.12 撮影
                                 
【Aを拡大しました − 花茎の上部の節ごとに白い花を3個輪生。上部に雄花、下部に雌花がつく
16.8.12 撮影

【Aを拡大しました −下部には雌花がつく
16.8.12 撮影

【B花序の上部には雄花、下部には雌花がつく
16.8.12 撮影

【Bを拡大しました − 花床は球形にふくらみ、雌花では多数の雌しべがつく
16.8.12 撮影

【C − Bの雄花 − 花床は球形にふくらみ、雄花では多数の雄しべがつく
16.8.12 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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