オモダカ〈面高/別名ハナグワイ〉(オモダカ科 オモダカ属) 花期は8〜10月。
人の顔に見える葉身が、水面から高く伸び出た葉柄についていることによる。
水田や浅い沼、湿地などに生える多年草。地中に匐枝を伸ばし、先端に小さな球茎をつくる。
葉は根生し、若い株のものは線形で水中にあるが、普通は長い柄があって直立し、水面上に出る。
葉身は基部が2つに裂けた矢じり形で長さ7〜15cm、基部の2個の裂片の方が頂裂片より長く、先端は鋭くとがる。
花茎は高さ20〜80cm、上部の節ごとに白い花を3個輪生する。
花序の上部には雄花、下部には雌花がつく。
花は直径1.5〜2cmで、緑色の萼片3個、白色の花弁3個がある。
【上の株を別の方向から撮りました】
09.8.22 撮影
「葉身は基部が2つに裂けた矢じり形。
基部の2個の裂片の方が頂裂片より長く、先端は鋭くとがる」
【 花茎は高さ20〜80cm、上部の節ごとに白い花を3個輪生する】
09.8.22 撮影
「花序の上部には雄花、下部には雌花がつく」
【上の画像を拡大しました ― 雄花】
09.8.22 撮影
【下方の雌花は ― 果実に】
09.8.22 撮影
「長さ3〜4mmの痩果が多数集まって球形になったもの」
【上とは別のもう1株には、つぼみがついています】
09.8.22 撮影
マムシがいそうな50m近いコナギの群落を、草が刈ってある上のあぜ道を移動しながら双眼鏡で見ていたら白い花が見え「ウリカワ?」続いて特徴のある葉が。「アギナシ?」
帰宅して図鑑で、アギナシの葉の基部の裂片は先がとがらず丸みを帯びていることを知り、オモダカと分かりました。
形がきれいな花を是非撮りたいと思っています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
|