ハマスゲ〈浜菅〉(カヤツリグサ科 カヤツリグサ属) 花期は6〜10月。
海岸や畑・道ばたなど、日当たりのよい乾燥したところに多い高さ15〜40cmの多年草。
地中に細い匐枝を伸ばし、先端に塊茎を作って増える。茎は細くてかたい。
葉は根元に数個つき、幅2〜6mmの線形で短い。
茎の先に花序よりやや長い苞が1〜2個あり、その間から1〜7個の枝を出して、
先端に赤褐色の小穂を3〜8個つける。
小穂は長さ1.5〜3cm、幅1.5〜2mmの線形で、20〜30個の小花が2列に並んでつく。
【上の画像を拡大しました】
09.7.17 撮影
「鱗片の間から伸び出しているのは柱頭で、花期にはよく目立つ」
【小穂の少ない花序を】
09.8.22 撮影
「1〜7個の枝を出して、先端に赤褐色の小穂を3〜8個つける」
【上の画像を拡大しました】
09.8.22 撮影
「小穂は長さ1.5〜3cmの線形で、20〜30個の小花が2列に並んでつく。
鱗片は赤褐色の狭卵形」
日記に書いていないのが気になっていたハマスゲは、台の下、人家近くの農道のへりでかたまって生えていて、小穂の赤褐色が目立ってきれいです。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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