2015年 11月13日  オキナワスズメウリ(植栽品)



新種アキヨシミミナグサが論文発表された10月20日から、特別展に向けての準備などに追われ、
ホッと一息ついてみると、エコ・ミュージアムの周りはすっかり秋が深まっていることに気づきました。
気分転換に、エコ・ミュージアムで種をまいて育てられているオキナワスズメウリを書くことにします。

【@花が咲き始めたのは10月初めでした】
15.10.14 撮影

         オキナワスズメウリDiplocyclos palmatus 〈沖縄雀瓜〉(ウリ科 オキナワスズメウリ属) 
        1年生の草本で蔓植物。雌雄同株。
       葉は全体として心形、葉身は長さ幅とも10cmほど、
       大きく掌状に切れ込んで5または7の裂片に分かれる。
       裂片は卵形から卵状披針形、先端は尖り、縁は細かな鋸歯がある。
       葉質は軟らかく表面はざらつく
       巻きひげは途中で2つに分かれる。
       雄花と雌花は同一の葉腋から複数が束のように生じる。
       雌雄とも花は直径1cmほど、萼も花冠も5裂し、裂片は広鐘形、縁はなめらか。
       雄花の花糸は短い。
       雌花には仮雄蘂が3個あり、柱頭は3個でそれぞれ2裂する。
       果実は球形で径2cm、白の縦線があり、熟すと赤くなる。
       観賞用に栽培されることもあるが、有毒でもある。


【A葉は、深く切れ込み、ゴーヤより大きく、厚い感じ】
15.10.14 撮影
                                 
【B私の目より高い位置で花が咲き始めました】
15.10.8 撮影

【C花は直径1cmほど】
15.10.7 撮影

【D1ヵ月が経ち、花は咲き続けていますが、果実が大きく育っています】
15.11.10 撮影

【Eエコ・ミュージアムは、秋吉台で一番寒いところにありますが…】
15.11.10 撮影

【F鮮やかな赤に色付いてくれるのでしょうか】
15.11.10 撮影


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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