2020年 3月18日  オキナグサ



【@昨日17日はまだ「開花」とは言えませんでしたが…】
20.3.17 撮影

          オキナグサ Pulsatilla cemua〈翁草〉(キンポウゲ科 オキナグサ属) 
                                         花期は3〜4月。             
       日当たりのよい草原や河川敷などに生える多年草。
       根茎は丈夫で太く、径15cmにもなり、
       単純あるいは枝分かれし、直立あるいは斜上する。
       茎は高さ5-15cm、花後長さ40cmにも伸び、白い長毛でおおわれる。
       根出葉は3〜6個束生し、葉身は三角状卵形、
       長さ4-15cm、幅3-10cm、2〜回羽状複葉、あるいは3回3出複葉、
       小葉は広卵形〜円状菱形、長さ3-5cm、幅3-4cm、深く切れ込み、
       葉柄は長さ2-18cm、伏毛が密生する。
       茎葉は長さ幅とも3-5cm、3全裂し、無柄。
       花期は4〜5月。
       花は茎の先に単生し、暗赤紫色、鐘形、下向きに咲く。
       萼片は6個、
楕円形い、長さ(1.5-)2-3cm、幅0.8-1cm、
       背面は白い長毛が密生する。
       葯は楕円形、長さ1mm、花糸は長さ2-10mm、上半部は糸状、下半部は広がる。
       狭卵形〜紡錘形、長さ約3mm、暗褐色、有毛。
       花柱は伸長して長さ3-4cmとなり、灰白色の短毛が密生する。
       本州・四国・九州、朝鮮半島・中国東北部・ロシア沿海地方に分布する。
       和名は〈翁草〉で、白網がある集合果を老人の頭に見立てたもの。
        − 改訂新版「日本の野生植物2」

【Aきょう「開花」と判断しました 】
20.3.18 撮影
                                 
【Aを拡大しました − オキナグサには甘いたこさんですので…】
20.3.18 撮影

【Bこちらが早いと思ったのですが、きょうはまだ…】
20.3.18 撮影

毎年、オキナグサとセンボンヤリは、同じ日か1日違いで開花を見てきたのに、
今年は、センボンヤリより5日遅いオキナグサの開花確認となりました。


* * * * * おまけ * * * * *

【C3月13日に開花確認したセンボンヤリの今日は】
20.3.18 撮影

* * * * * きょう開花を見た他の3種を * * * * *

【Dモモ Prunus persica〈桃〉(バラ科 スモモ属)】
20.3.18 撮影

【Eクロキ Symplocos lucida〈黒木〉(ハイノキ科 ハイノキ属)
20.3.18 撮影

【F ツクシタンポポ Taraxacum kiushianum H.Koidz.〈筑紫蒲公英〉(キク科 タンポポ属)
20.3.18 撮影
 

※ 
2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名にして、
  学名は、改訂新版「日本の野生植物 1〜5」 によります

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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