2014年 4月6日  オキナグサ − その2



【@ 3月22日に開花したオキナグサを】
14.4.2 撮影

       オキナグサ Pulsatilla cemua〈翁草〉(キンポウゲ科 オキナグサ属) 花期は3〜4月。
      果期の羽毛のかたまりのような姿を老人の白髪に見立てたもの。
      山野の日当たりのよい草地などに生える花茎の高さ30cmほどの多年草。
      全体に長くて白い毛が多い。
      根生葉は2回羽状複葉で長い柄がある。小葉はさらに深く2〜3裂する。
      花茎が高さ10cmほどになると開花し、茎葉は3個が輪生し、細かく切れ込む。
      花は花茎の先に1個つき、長さ3cmほどの鐘形。
      花弁はなく、暗赤紫色の萼片が花弁のように見える。 


【@を拡大しました】
14.4.2 撮影
                                 
【A同じ場所で同じ日に開花した、もう一つの株】
14.4.2 撮影

 昨日のエコツアーコースのオキナグサも、十数株のすべてが石で囲まれた中できれいに咲いています。
地味な色合いの花なので、見つけると、踏まれないために目立つ大きめの石で囲むのですが、
目的がそれだけなら、ずっと心穏やかなのに、
「みんなが見てるんだからね!」と、アピールもしているのです。



※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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