6月6日 オカウツボ − その3


カルストロード沿いの花を見て、駐車場に向かって歩いていたら、すれ違った車が止まり、
女性が走ってきて、 「中沢さんですか? 今、オカウツボを見つけたんです。 嬉しくて」と。

【@今年3場所目のオカウツボです】
12.6.6 撮影

         オカウツボ〈丘靫〉(ハマウツボ科 ハマウツボ属) 花期は5〜6月。
        丘陵の草地に生え、オトコヨモギに寄生する1年生の寄生植物。
        茎は黄褐色で直立して高さ10〜25cm、鱗片状に退化した葉がつく。
        茎の上部に淡紫色の花が多数つく。
        花冠は唇形で長さ約2cm、萼は膜質で2裂し、裂片はさらに2裂する。
        海岸や河原の草地に生え、カワラヨモギに寄生するハマウツボより、
        全体に毛が少ない。
                         
                        【@を拡大しました】
                         12.6.6 撮影
                       

 教えてもらったとおりに踏み跡でできた細い道を進んで、少しそれたササの中にありました。
 小さくて、私が帰水で見つけた株くらいの高さですが、6本立っていました。
 「偶然です」tと言われていましたが、普通歩いていただけなら見つかるはずがないので、きっと丹念に探されたのだと思いました。
 また何か情報を頂けるのではないかと、期待しています。

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。