ノシラン Ophiopogon jaburan(キジカクシ科 ジャノヒゲ属) 花期は 7月〜。
海岸近くの林内に群生する多年草。
匐枝は出さない。
葉は長さ30-80cm、幅1-1.5cmの線形で厚くて光沢がある。
花径は扁平で狭い翼があり、高さ30-50cmになる。
花は白色または淡紫色で、総状に多数つく。
花柄の途中に関節があり、関節から上が太くなっているので、合弁状に見える。
種子は碧色で倒卵形。
分布:本州(紀伊半島以西)、四国、九州、沖縄
− 増補改訂新版「野に咲く花」 −
【Aすぐ右上にも、花がつかない葉が】
18.8.7 撮影
【Bよく訪れる林縁、このたびはシロヨメナの開花を見に来ました】
18.8.6 撮影
【C葉は長さ30-80cm、幅1-1.5cmの線形で厚くて光沢がある】
18.8.6 撮影
【D花は白色または淡紫色で、総状に多数つく】
18.8.7 撮影
【E花柄の途中に関節があり、関節から上が太くなっているので、合弁状に見える】
18.8.7 撮影
ここは、ナガバタチツボスミレやタチツボスミレが早く咲く、週に1度は歩く林縁です。
長く大きな葉が目についても、考えもせずにヤブランの葉としていたようで、
咲いていれば必ず気づく白い大きな花、今年初めて咲いたのでしょう。
ノシランについた花番号は、『1533』。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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