ノニガナ Ixeris polycephala〈野苦菜〉(キク科 タカサゴソウ属)
花期は4〜5月。
水田のまわりなどのやや湿り気のある所に生える高さ15-40cmの多年草。
全体にやや軟弱な感じがする。
根生葉は長さ10-25cmの線状披針形で、
先端は鋭くとがり、ふちには粗い鋸歯がある。
基部は細くなって柄のようになる。
茎葉は長さ7-15cmの広線形で、根生葉より幅が広く、
基部は矢じり形で、茎を抱く。
茎の先や枝先に直径約8mmの黄色の頭花を数個ずつつける。
総苞は長さ5-6mm、果期には円錐形になる。
山口県絶滅危惧U類。 「山口県産高等植物目録」には『稀』。
一昔前までは、田んぼの畦で普通に見られる雑草だったが、
圃場整備や農道整備で生育場所が激減しているとのことです。
【@を拡大しました − 茎の先や枝先に直径約88mmの黄色の頭花を数個ずつつける】
16.4.12 撮影
【@を拡大しました − 総苞は長さ5-6mm、果期には円錐形になる】
16.4.12 撮影
【A − @の茎葉 − 茎葉は広線形で、根生葉より幅が広く、基部は矢じり形で、茎を抱く】
16.4.12 撮影
【B2株目】
16.4.12 撮影
【Bを拡大しました 】
16.4.12 撮影
【C3株目】
16.4.12 撮影
【Cを拡大しました】
16.4.12 撮影
美祢市内はどこでも、市長・市議会議員選挙候補の広報車が引っ切りなしで、
「立候補のご挨拶に参りました。よろしくお願いします」の大声を聞きながら撮影しました。
落ち着かないし、集中できなくて。
※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています。
※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。
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