2016年 4月12日  ノニガナ



ノニガナを初めて見たのは2011年5月で、以後、姿が確認できない年もありました。

【@数株が咲いていました − 荒れ地、ツボミオオバコの群落の奥で】
16.4.12 撮影

          ノニガナ Ixeris polycephala〈野苦菜〉(キク科 タカサゴソウ属) 
                                       花期は4〜5月。
         水田のまわりなどのやや湿り気のある所に生える高さ15-40cmの多年草。
         全体にやや軟弱な感じがする。
         根生葉は長さ10-25cmの線状披針形で、
         先端は鋭くとがり、ふちには粗い鋸歯がある。
         基部は細くなって柄のようになる。
         茎葉は長さ7-15cmの広線形で、根生葉より幅が広く、
         基部は矢じり形で、茎を抱く。
         茎の先や枝先に直径約8mmの黄色の頭花を数個ずつつける。
         総苞は長さ5-6mm、果期には円錐形になる。

   
      山口県絶滅危惧U類。 「山口県産高等植物目録」には『稀』。
         一昔前までは、田んぼの畦で普通に見られる雑草だったが、
         圃場整備や農道整備で生育場所が激減しているとのことです。


【@を拡大しました − 茎の先や枝先に直径約88mmの黄色の頭花を数個ずつつける
16.4.12 撮影
                                 
【@を拡大しました − 総苞は長さ5-6mm、果期には円錐形になる
16.4.12 撮影

【A − @の茎葉 − 茎葉は広線形で、根生葉より幅が広く、基部は矢じり形で、茎を抱く
16.4.12 撮影

【B2株目】
16.4.12 撮影

【Bを拡大しました 】
16.4.12 撮影

【C3株目】
16.4.12 撮影

【Cを拡大しました】
16.4.12 撮影


美祢市内はどこでも、市長・市議会議員選挙候補の広報車が引っ切りなしで、
「立候補のご挨拶に参りました。よろしくお願いします」の大声を聞きながら撮影しました。
落ち着かないし、集中できなくて。


※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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