2017年 4月11日  ノミノコブスマ



4月9日、コタネツケバナを昨年見つけた小さな溝の縁で水に浸かり、
全体が細く無毛、葉は対生、小さな白い花をつけた草を見つけました。
暇があったら画像を見つめ、雨で秋吉台を休んだ今日、ノミノコブスマと同定しました。

【@茎は長いもので25cmほど、ノミノフスマに似ていますが、やっぱり違う…】
17.4.9 撮影

         ノミノコブスマ Stellaria alsine grimm var.alsine〈蚤の小衾〉
                             (ナデシコ科 ハコベ属) 花期は 4月〜。
        ヨーロッパ・北アメリカ原産。
        原野や畑の縁、湿地などに生える越年草。
        茎は基部で分岐し、先は斜上して高さ10-40cm、全体が白色を帯びて無毛。
        葉は長楕円形で長さ10-20mmほど、先がとがり、全縁で無柄。
        春に茎上部に花序を出し、直径6mmの白色5弁花をつける。
        花弁は2深裂。
        我が国にごく普通に見られるノミノフスマの母種で、
        花弁が萼片より明らかに短い。
        (ノミノフスマは花弁が萼片より長く、種子が大型)

【A茎は基部で分岐し、先は斜上して高さ10-40cm、全体が白色を帯びて無毛
17.4.9 撮影
                                 
【B葉は長楕円形で長さ10-20mmほど、先がとがり、全縁で無柄
17.4.9 撮影

【C − @の上部、中央左寄りに写っている花 − 花弁が萼片より明らかに短い
17.4.9 撮影

【D − Cを角度を変えて − 直径6mmの白色5弁花。花弁は2深裂
17.4.9 撮影

  思いがけず、また「新しく見つけた花」が増えました。
  ノミノコブスマについた花番号は『1478』。
  明日は仲間と、4月15日実施のエコツアーのコース下見ですが、花をキチッと撮ろうと思っています。

  「花弁が萼片より明らかに短い」 の画像は、こちら

※ 2013年10月から、DNA分類体系準拠の新科名を書いています

※ 日記の花期は、私が秋吉台で調べてきたものを使用しています。

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